株式会社プレイド(本社/東京都中央区、代表取締役CEO/倉橋健太)は、コロワイドグループの「大戸屋」および「牛角」「しゃぶしゃぶ温野菜」における顧客エンゲージメント強化の支援を開始したことを発表した。本支援では、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」シリーズを中心として、各社のブランドごとに最適化されたデータ活用体制を構築する。導入の背景昨今の外食産業は、生活者のライフスタイルの多様化、中食・デリバリー市場の台頭、原材料費の高騰など、急速な環境変化の波にある。こうした変化が激しい市場環境において、顧客に選ばれ続け、持続的な成長を実現するためには、日常的にブランドを愛用するファンや常連との関係性をより強固なものにすることが重要な成長戦略となる。外食産業の環境変化に対応するべく、コロワイドグループでは顧客のニーズに向き合い、さまざまな取り組みを推進している。例えば、「牛角」ではカルビやタン、ハラミなど焼肉で人気の部位の継続的な品質向上に取り組む一方で、女性やファミリーが楽しみやすいサイドメニューの展開、学生グループ向けの食べ放題や、居酒屋需要の取り込みを狙った焼肉酒場などあらゆる顧客層に向けたメニュー展開を行っている。また、「しゃぶしゃぶ温野菜」では健康志向に応え、国産野菜の食べ放題をはじめ、銘柄豚・季節を感じさせる限定メニューなど日常のちょっとした贅沢やハレ需要に寄り添うメニューを開発している。これらの取り組みに加えて、コロワイドグループは公式アプリを中心としたCRM強化およびデータ活用も推進している。デジタルの強みはデータによる「顧客一人ひとり」へのアプローチである。属性情報による情報の出し分けはできていたが、パーソナライズのレベルをもう一段上げるために、アプリの行動データと実店舗の購買データ(POS)の分断の解消が次の課題であった。データ統合により「誰が、どのような体験を経て来店し、次に何を求めているのか」がわかるようになれば、個々の顧客に合わせた情報やコンテンツの提供ができるようになる。こうしたデータの効果的な活用を目的として、コロワイドグループの中核ブランドである「大戸屋」「牛角」「しゃぶしゃぶ温野菜」に「KARTE」シリーズを導入し、データに基づく顧客理解とエンゲージメント強化の取り組みを開始した。コロワイドグループとして、ブランドの垣根を越えてデータ活用レベルを底上げし、グループ全体での顧客体験価値最大化を目指す。「大戸屋」への支援「大戸屋」では、「KARTE」シリーズとプレイドグループの株式会社CODATUM(本社/東京都中央区、代表/柴山直樹)が提供する次世代BIツール「Codatum」を活用し、売上の大部分を構成するロイヤルカスタマーを可視化し、LTV(顧客生涯価値)を最大化する体制を構築する。データ一元管理アプリ向けの「KARTE for App」とデータ基盤「KARTE Datahub」を活用し、ユーザー属性データ、アプリ行動データ、POSデータ(店舗注文データ)、およびアプリ内接客やプッシュ通知などの施策データを一元的に管理・蓄積する。2025年12月に大戸屋が開始したアプリランクプログラム「大戸屋POINT+」とも連動し、顧客習慣の変化を精緻に捉える。商品分析ダッシュボードの構築「KARTE」に蓄積されたデータを活用し「Codatum」により商品分析ダッシュボードを構築。長期間のLTV推移や「どの顧客が、どのメニューを楽しみ、どのようにリピートに繋がったか」を可視化。データに基づく高度な顧客分析を実現し、アプリ内の接客施策の高度化や商品開発・店舗運営の意思決定に活かす。「牛角」「しゃぶしゃぶ温野菜」への支援「牛角」「しゃぶしゃぶ温野菜」では「KARTE」シリーズを活用し、顧客一人ひとりのライフスタイルや利用状況に合わせた質の高いコミュニケーションを実現するため、顧客理解の深化と一人ひとりのニーズに寄り添ったコミュニケーションを推進する。データ統合による顧客理解の深化「KARTE for App」と「KARTE Datahub」を活用してアプリ内での行動データと既存の会員データ、POSデータをシームレスに統合し、これまで把握が難しかった顧客層の可視化や利用頻度・興味関心に基づいた顧客フェーズの定義を実現する。一人ひとりのニーズに寄り添った最適なコミュニケーション導き出された高解像度な顧客理解をもとに、マルチチャネルマーケティングオートメーション「KARTE Message」を活用して顧客の属性や行動傾向、来店タイミングに合わせたプッシュ通知等の配信を行う。一律的な情報発信ではなく、一人ひとりのニーズに寄り添った最適なコミュニケーションを構築することで、エンゲージメントの向上と来店機会の創出を図る。