神田外語大学・外国語学部国際コミュニケーション学科の鶴岡公幸教授ゼミの学生たちは、同じ千葉県内に工場を構える老舗米菓子店「東あられ本鋪(以降、東あられ)」(本店:東京都墨田区/代表取締役社長 小林宏太郎)と連携して企画・開発したコラボ商品「Petit Voyage(プティ・ヴォヤージュ)」を販売。今回のコラボ商品は、「世界を感じる、旅するお煎餅」をコンセプトに、世界各国のフレーバーを楽しめるポケットサイズのあられ煎餅2種類。2024年10月26日(土)・27日(日)に開催される本学の学園祭「浜風祭」にてお披露目され、一部商品は東あられ両国本店でも販売予定となる。世界を感じる、旅するお煎餅「Petit Voyage」日本の伝統菓子のあられ煎餅に世界各国のフレーバーを融合させ、「世界を感じる、旅するお煎餅」をコンセプトに企画・開発された「Petit Voyage」。フレーバーは「メープル醤油風味」「パエリア風味」の2種類。企画経緯2019年当初、東あられ本鋪と鶴岡ゼミの学生たちは、本学の卒業式でコラボ商品の販売を予定していたが、コロナ禍の影響でプロジェクトが中断。コロナ禍の収束を経て、2024年5月からプロジェクトが再開。本学の学園祭「浜風祭」でのデビューを目指して、東あられの小林宏太郎社長とゼミ生たちが何度も打合せを重ねながら、フレーバーの企画立案をする一方、パッケージシールのデザインなど試行錯誤しながら、完成させたという。日本の伝統菓子のあられ煎餅に世界各国のフレーバーを融合させ、「世界を感じる、旅するお煎餅」をコンセプトに、本商品を企画した。■ゼミ生コメント(代表者)・外国語学部 国際コミュニケーション学科 国際ビジネスキャリア専攻4年:崔 炯媛さん「海外らしさを和菓子である「おかき」と融合させた本商品は、日本に居ながらも海外旅行をした気分を味わってほしいという思いを具現化した商品です。コロナが収束し、神田外語大学内にも海外からの留学生が増えてきたことから「日本に関心をもってくれた人たちに親近感のある風味で日本の食文化を楽しんでもらいたい」と思ったことがきっかけでした。チームメンバーとプロジェクトを進めるうえで、既存の和菓子には少ない風味、かつ日本国内で認知度のあるものを厳選することに試行錯誤しました。試作品をいただいた際には、私たちの想像を超えたおいしさに仕上がっていて、とても嬉しかったことを覚えています。今後の販売を通して東あられのおかきの味わいを楽しんでもらい、より多くの人たちに日本の食文化に親しんでいただきたいです。」■東あられ本鋪コメント・代表取締役社長 小林 宏太郎 氏 「前回いただいたお話は、神田外語大学ならではの企画で、複数言語でせんべいにお祝いの言葉をプリントしたものでした。今回の企画はそれを更にブラッシュアップしたものとなり、色々な味のあられを作ってきた弊社にとっても新たなチャレンジとなりました。メープル醤油風味とパエリア風味という2種類の味わいのものを商品化しましたが、何れも市場では見かけないフレーバーとなっております。この機会にご笑味いただけますと幸甚です。」■老舗米菓子店「東あられ本鋪」について1910年(明治43年)、東京両国にて初代小林桝恵美が創業。以来、115年に渡り「美味しいお菓子を通じて喜びと幸せを」をモットーに米菓づくりを続ける。近年は、ゴーダチーズやパクチー、トリュフ塩など、新たな味わいにも積極的に挑戦。