株式会社Asobica(本社/東京都品川区、代表取締役社長 兼 CEO/今田孝哉)は、株式会社壱番屋(本社/愛知県一宮市、代表取締役社長/葛原守)に対し、データプラットフォーム「coorum(コーラム)」を提供したと発表した。壱番屋は、「カレーハウスCoCo壱番屋」のファンコミュニティ「ココイチパレット」を開設し、顧客との双方向コミュニケーション強化を進める。外食業界で重要性が高まる既存顧客との関係構築外食業界では、SNSやフードデリバリーの普及によって顧客接点が多様化し、競争環境が変化している。新規顧客の獲得に加え、既存顧客との関係を深め、来店頻度を維持・向上させることが重要な経営課題となっている。壱番屋においても、従来は経験則や現場感覚に依存するマーケティング施策が中心となっていて、来店動機やブランドロイヤルティを定量的に把握・活用する仕組みづくりが課題となっていた。こうした背景を踏まえ、Asobicaはファンコミュニティ基盤として「coorum」を提供。ファン同士や企業との交流を通じて、継続的な関係構築を支援する。ファン同士の交流を促進する「ココイチパレット」今回開設された「ココイチパレット」は、「ココイチ」ファンが好みの食べ方やカスタマイズを共有できるコミュニティサイトだ。「ココイチ」では、辛さやライス量、トッピングなどを組み合わせることで、12億通り以上のカスタマイズが可能とされている。コミュニティ名称には、それぞれの好みを“色を重ねるパレット”になぞらえた意味が込められている。壱番屋は、単なる情報交換ではなく、ファン同士が交流することで「ココイチ」への愛着や来店意欲を自然に高められる場としての活用を目指す。ゼロパーティーデータを活用したマーケティング強化へ「coorum」は、コミュニティ機能やリサーチ機能を通じて、顧客が自発的に提供する「ゼロパーティーデータ※」を収集・分析できるプラットフォームだ。デジタル上の行動データだけでは把握しにくい、利用背景や感情、ブランドへの愛着などの“顧客の本音”を可視化し、商品開発やマーケティング施策へ活用できる点が特徴となる。Asobicaは、ファンコミュニティを起点に、ロイヤルカスタマー育成や長期的なファン基盤の構築を支援していくとしている。※ゼロパーティーデータ:顧客が自らの意思で、意図的に企業と共有するデータ