スキマバイトアプリ「シェアフル」を提供するシェアフル株式会社は、SaaS型シフト管理システム「シェアフルシフト」と株式会社Goalsが提供するAIプラットフォーム「HANZO人件費」とサービス連携を開始した。本連携により、AIが算出する需要予測データをもとにした最適な人材配置を実現し、企業の人件費の最適化を支援する。連携の背景と目的外食業界では、人時売上の予算達成と提供品質の維持を両立させるために、「最適な人材配置」の実現が不可欠だ。しかし、現場を見ながら日々の売上予測をもとにシフトを組み、状況に合わせて調整を重ねる作業は、シフトを決める担当者の経験や能力に依存し、シフト精度にばらつきが発生することが大きな課題となっていた。「HANZO人件費」は、長期的な集客の傾向や曜日、天気、季節休み、イベントなど、さまざまな要素をAIが学習し、店舗ごとの特性や目標を踏まえて、時間帯ごとの最適な人材配置を自動で導き出すAIプラットフォームとなっている。一方、「シェアフルシフト」は、多店舗の一元管理やシンプルな操作による効率化に加え、自社で人材を確保しきれない場合には、「シェアフル DASH」機能による社内でのヘルプ調整や、スキマバイトアプリ「シェアフル」との連携を通じた人材の確保ができるシフト管理システム。今回の連携により、「HANZO人件費」が算出した売上予測・客数予測・最適人材数が「シェアフルシフト」に自動反映される。シフトを決める担当者はAIによる安定した予測データをもとにシフト作成を行うことができ、作業時間の削減と属人化の解消を実現する。さらに、シフト作成の標準化を通じて、複数店舗での最適な人材配置を支援する。連携機能の詳細本連携により、「HANZO人件費」で算出された以下3つの指標が、「シェアフルシフト」の画面に自動で反映される。売上予測客数予測最適人材数これらのデータは、シフト作成の担当者が利用する「時間帯別需要予測値とシフト作成画面」に表示されるほか、SV(スーパーバイザー)やエリアマネージャーが全店舗の状況を把握するための「需要予測値とシフト集計管理画面」にも自動で連携される。これにより、売上予測・客数予測・最適人材数といった指標をもとに、各担当店舗のシフト作成状況をデータで一元的に管理・把握できるようになる。AIが算出した適正人員数に対して、実際のシフトがどのように組まれているかを確認することは欠かせない。一方で、「研修」や「トレーニング」など、通常業務とは性質の異なるシフト時間については、適正人員数のチェック対象から除外したいというニーズもある。「シェアフルシフト」では、このようなニーズに対応し、人や業務単位で「集計対象のオン/オフ」を柔軟に設定することが可能となっている。また、業務単位で生産時間/非生産時間を設定することも可能で、各業務が「売上に寄与する業務」か「そうでない業務」を仕分けでき、例えば、接客・販売などは売上に直結する業務として、品出し・陳列などは非生産的な業務として分類できる。これらの機能を組み合わせることで、より細かい業務生産性管理が可能になり、店舗ごとの効率的な運営管理を支援する。