アルファノート株式会社は、20代~60代男女500名を対象に、飲食店の行列に関する意識調査を実施した。飲食店の行列、並んで良いと思うのは「10分~30分未満」が40%で最多飲食店の行列に並ぶことができる許容時間を問う設問には、「10分~30分未満」が40%で最多の結果となった。当然ながら行列はなるべく避けたいという本音が垣間見える。年代別で見ると、20代と30代は「2時間~3時間」を選択した人が最も多く、40代、50代、60代は「10分未満」を選択した人が最も多い結果となった。「行列に並ぶ=立ちっぱなし」という概念により、年齢を重ねるほど行列に対して抵抗がある、ということが読み取れる。行列に並んだ際に困ったこと「立ちっぱなしで疲れた」が38%で最多飲食店の行列に並んだ際に困ったことは、「座る場所がなく立ちっぱなしで疲れた」が38%で最多であった。商業施設内などのテナント店は店外に椅子を置けることも多いが、路面店はそれが難しい場合もある。店内で待てるスペースがない場合は、工夫が必要となる。また、次点は「入店までどのくらい掛かるか分からずその後の予定が組めなかった」で19%という結果となった。ユーザーが行列に並ぶ際にまず気になるのが「どのくらい待つのか」ということ。店舗側は時間帯や曜日ごとなどで回転率のデータをとり、並ぶユーザーへ待ち時間の目安を伝えることで、この不安を解消できるかもしれない。飲食店の入店待ちにあると嬉しいシステムは「WEB上での順番予約」が30%で最多飲食店の入店待ちにあると嬉しいシステムには、「Web上で順番予約ができるシステム」が30%で最多の結果となった。来店前に順番予約をすることで、店頭に並ぶ時間を最小限にすることができる。出来るだけ店頭で並びたくないというユーザーの心理が反映されている。次点は「スマホで待ち組数や待ち時間を確認できるシステム」、「整理券システム」で、ともに19%という結果に。Q4の回答からも分かる通り、行列に並ぶ方は「どのくらい待つのか」を最も気にする傾向にある。スマホなどにより待ち時間を可視化して伝えたり、整理券を配布することで待ち時間を有効活用できるようにすれば、待ち時間が発生したとしてもユーザーの満足度も高まる可能性がある。調査概要調査名称:飲食店の行列に関する意識調査調査方法:インターネット調査調査期間:2025年4月18日~4月28日有効回答:飲食店で行列に並んだ経験がある20代~60代男女500名※グラフの数字は小数点第1位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があるアルファノート株式会社「飲食店の行列に関する意識調査」https://media.alpha-note.co.jp/020010