株式会社トリドールホールディングスは、タイ最大・アジア有数の大手コングロマリットであるCP(チャロン・ポカパン)グループおよびCPF(チャロン・ポカパン・フーズ)グループ(以下「CPFグループ」)傘下である Charoen Pokphand Foods Public Company Limited と、トリドールHDが有する外食ブランドのタイ市場での展開に向けた事業提携の議論を始めることを目的に、基本合意書を締結した。CPF グループは、包括的な農業および食品事業を展開するタイの大手農業食品企業で、17か国で事業を展開し、50か国以上に製品を輸出している。食品サービス部門では、自社ブランドの Chester's および Five Star Chicken を通じて、タイのクイックサービスレストラン業界で確固たる地位を築いている。トリドールHDは「食の感動で、この星を満たせ。」というスローガンのもと、「食の感動体験※1」というコンセプトに基づき、約30の国と地域で約20ブランドを展開している。この度の基本合意書の締結に伴い、タイ国内で多くの外食ブランドの展開を手掛けるCPFグループの現地展開の知見やノウハウと、トリドールグループの食の感動体験を構築するノウハウを組み合わせることで、タイ市場における新たな価値を創造し、より多くの利用者に食の感動体験を提供することが可能となる。CPFグループとは今後、トリドールHDが展開するさまざまなブランドのタイでの展開も視野に入れ検討していく予定。タイ市場についてタイ市場は経済成長とともに外食産業が拡大しており、特に日本食の人気が高まっている。ジェトロの「2022年度タイ国日本食レストラン調査」によれば、「2022年の日本食レストランの店舗数は、5,325店舗と前年(4,370店舗)から21.9%増加し、5,000店舗を突破。また、食の多様化に伴い、良いものにはしっかりと支払いをする傾向が強まっているという。 CPFについて大手農業食品企業である CPF は、垂直統合された農業産業および食品事業を展開し、栄養、味、食品の安全性、トレーサビリティの面で最高品質の製品を提供し、世界中の消費者に食の安全を提供している。同社は 17 か国で事業を展開および投資しており、50 か国以上に食品を輸出して、世界中の 40 億人以上の人々に食品を提供している。