株式会社トリドールホールディングス(本社/東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO/粟田貴也)は、経済産業省が東京証券取引所および独立行政法人情報処理推進機構と共同選定する「DX注目企業2026」に選定されたことを発表した。 「DX注目企業」は、デジタル技術を活用したビジネス変革や新たな価値創出において、特に注目すべき取り組みを行う企業として選定される。トリドールHDが評価されたポイントDX実現能力中期経営計画と連動したDXビジョンを明確に掲げ、経営トップの関与のもと全社的にデジタル施策を展開している。またデジタル人材について人材像の定義から確保・育成までを実践している。従業員の幸福と顧客の感動が好循環する「ハピカン繁盛サイクル」をデータドリブンに強化する仕組みを構築し、「二律両立」(「手間暇かけてこだわって展開する」と「スピーディーに効率的に展開する」という、本来であれば二律背反となる矛盾をはらんだ活動を両立すること)の実現に向けてDXを推進している。データ活用基盤の構築、定性的データの定量化、業務直結型AIの導入などの取り組みは同サイクルに貢献しており、それを支える戦略と組織が整備されている。ステークホルダーに対してIRサイトにおいてDX戦略への導線が分かりやすく設計されていることに加え、アニメーション動画や具体例、専門家による解説などを通じて、内容を分かりやすく伝える工夫がなされている。企業価値貢献に対して既存ビジネスの深化として、新規出店加速に向けたAI活用の導入・検証を進めており、「実際の業務に安心して使えるAI」のリリースでは出店リードタイムの半減(360日→180日)や売上予測分析時間の大幅短縮(20日→5分)といった成果を創出している。評価委員会 総合評価コメントトリドールホールディングスはデジタル人材育成において人材像の定義から確保・育成方法に至るまで実践されており評価できる。また、既存ビジネスの深化として新規出店加速に向けたAI活用の導入と検証を進めており、業態変革・新規ビジネスモデルの創出としては従業員のエンゲージメントスコア(ハピネススコア)を測る仕組みを構築し、「心的資本経営」を推進している。いずれもAIをはじめとする最新技術を活用しており評価できる。指標や成果も提示されており、今後の取り組みの深化に期待したい。トリドールグループのDXの取り組みトリドールグループは、「唯一無二のグローバルフードカンパニー」の実現に向け、2019年よりDXに着手し、IT基盤の刷新と業務プロセス改革を推進してきた。現在は「DXビジョン2028」のもと、経営戦略と一体となったDXを進めている。例えば、DXビジョン2028の「1.ビジネス基盤」では、以下のような取り組み事例がある。店舗のFLマネジメントをAI活用により省人化し、顧客と向き合う時間を生み出すAI需要予測を活用した売上計画の策定や発注・シフトの最適化により、店舗業務の効率化を進めるとともに、スタッフが顧客と向き合う時間の創出につなげている。デジタルコンテンツマネジメントにより顧客との接点を増やす店舗情報の一元管理やブランドアプリ・Web基盤の刷新により、外部プラットフォームや自社媒体を通じた迅速かつ柔軟な情報発信を実現している。人材マネジメントプラットフォームを構築し、従業員の働きやすさを向上採用・労務・勤怠・教育を統合した人材マネジメント基盤を構築し、従業員の働きやすさの向上と生産性の両立を図っている。