株式会社カカクコム(本社/東京都渋谷区、代表取締役/村上敦浩)は、レストラン検索・予約サービス「食べログ」において、一般社団法人飛騨・高山観光コンベンション協会と連携し、訪日旅行者の外食利便性向上と飲食店の受入れ負担軽減を目的としたモデル事業を2026年7月1日に開始する。同事業では、高山市内の飲食店における「食べログ多言語版」の活用を推進し、訪日旅行者が言語の壁を感じることなく飲食店の検索や予約を行える環境の整備を進める。「食べログ」と観光協会が連携し、特定地域の飲食店を対象にネット予約手数料を無料化する取り組みは全国初としている。インバウンド需要拡大を背景に実施飛騨高山エリアでは、2025年に年間97万人の訪日旅行者を迎えるなどインバウンド需要が拡大している。一方で、訪日旅行者にとっては飲食店の検索や予約手段が限られていることによる情報不足、飲食店側にとっては外国語による予約対応や無断キャンセルへの対応負担が課題となっている。また地域全体では、観光客が特定のエリアや店舗に集中する傾向があり、観光満足度向上と地域経済の活性化を両立する仕組みづくりが求められていた。こうした課題を踏まえ、「食べログ」が保有する飲食店データベースや口コミ情報、多言語対応の予約機能を活用し、官民連携による新たなモデル事業として展開する。高山市内の飲食店を対象に予約手数料を無料化2026年7月1日から、「食べログ多言語版」で予約受付を導入している高山市内の飲食店を対象に、「食べログ」経由の国内外すべてのネット予約について従量料金を無料化する。飲食店は来店人数に応じた予約手数料の負担がなくなるほか、外国語での電話やメール対応の負担軽減が期待される。また、キャンセル料請求機能を活用することで、無断キャンセルへの備えも強化できる。さらに、導入にあたっては「食べログ」スタッフによるオンラインサポートを提供し、契約や予約設定を支援する。訪日旅行者と地域経済の活性化を目指す訪日旅行者は英語、中国語繁体字、韓国語に対応した「食べログ多言語版」を通じて、高山市内の飲食店を検索・予約できる。日本国内ユーザーによる口コミや評価を参考にしながら店舗選びが可能となり、旅行中の飲食体験の向上につながる。一方で地域にとっては、旅行者の行動範囲が広がることで特定エリアへの集中緩和が期待される。飲食店への送客機会の拡大を通じて、地域経済の活性化にもつなげる考えだ。「食べログ」は今後もインバウンド集客を強化したい飲食店と、日本ならではの食体験を求める訪日旅行者とのマッチングを促進し、外食産業の発展と地域経済の活性化に取り組むとしている。