クラウドPOSレジ「ユビレジ」を提供している株式会社ユビレジ(本社/東京都渋谷区、代表取締役/木戸啓太)は、飲食店の来店客が自身のスマートフォンを使って注文する「ユビレジ QRオーダー&決済」において、Google Cloud Translation APIを活用した新オプションサービス「多言語自動翻訳」の提供を開始した。本サービスでは、利用者のスマートフォンの言語設定に応じて自動翻訳して表示する。対応言語は従来の英語・中国語・韓国語の3言語から、200を超える言語へと拡張され、より幅広い国・地域からの来店客に対応可能となる。背景観光庁の調査では、訪日外国人旅行者が滞在中に困ったこととして「施設等でのスタッフとのコミュニケーション」や「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」が上位に挙げられている。中でも、「飲食店でのコミュニケーション」を最も困った場面として挙げた回答が約5割を占めており、飲食店における言語対応が大きな課題であることが示されている。一方、意思疎通の手段としては約6割が「コミュニケーション機器が便利だった」と回答しており、テクノロジーによる言語対応への期待が高まっている。現在、飲食店の店内モバイルオーダーは英語・中国語・韓国語の3言語対応が中心で、これらの言語への対応は引き続き重要だ。その上で、日本政府観光局の統計によると、2025年は欧州からの訪日客数が前年を大きく上回り、ドイツ、イタリア、スペインでは前年比30%超、フランスも約20%増となっている。さらに、タイやベトナムなど東南アジアからの旅行者も引き続き多く、訪日客の国・地域の多様化が進んでいる。こうした中、言語の壁を感じることなく、多様な顧客が安心して利用できる環境づくりが求められている。サービス内容「多言語自動翻訳」は、Google Cloud Translation APIを活用し、「ユビレジ QRオーダー&決済」画面の表示内容を利用者の言語設定に応じて自動で多言語化する有料オプションサービス。店舗は従来どおり日本語でメニューを登録するだけで、Googleの翻訳技術により200を超える言語へ自動翻訳され、来店客のスマートフォンに表示される。従来の基本機能では、英語・中国語・韓国語の3言語に対応しており、各言語ごとの翻訳入力が必要でしたが、本オプションでは翻訳作業は不要。メニューの修正内容も自動で各言語へ反映されるため、店舗側の運用負担を軽減する。利用者側も特別な操作をすることなく、訪日客が飲食店で自身の言語でメニューの閲覧や注文ができる環境を実現する。先行導入店舗からの声本サービスを先行導入した店舗からは、これまで訪日客への対応を口頭で行う場面が多かった中、本機能の導入により注文時の説明時間を削減できる点や、外国語対応への心理的負担が軽減された点も評価された。特に「外国語での説明を時短できること」は、他店舗にも勧められるポイントとして挙げられた。先行導入店舗では、英語・中国語・韓国語に加え、フランス語やロシア語、イタリア語などの欧州言語、タイ語やインドネシア語などの東南アジア言語での表示も確認されており、訪日客の多様化を裏付ける結果となった。