株式会社ジャストプランニング(本社所在地/東京都大田区、代表取締役社長/村井芸典)は、外食企業向け店舗管理システム「まかせてネット」におけるAIプラグインの第一弾として、AIを活用した来客数予測サービス「AI来客予測」の提供を開始した。同サービスは、過去の売上・来客実績に加え、店舗や業態、曜日、時間帯、天候などのデータを活用して来客数を予測するもの。発注業務に必要な数日先の予測から、シフト作成や人員計画に活用できる最大1カ月先の予測まで対応する。店長の負担となる「来客数予測」をAIで支援外食産業では、人手不足や労働時間の制約、原材料価格の高騰などを背景に、限られた人員と時間で店舗運営の品質を維持することが求められている。店舗では、シフト作成や発注、日報・報告資料の作成など、営業以外にもさまざまな業務が発生する。こうしたバックヤード業務が店長の負担となり、営業時間中やアイドルタイムに管理業務へ時間を割かざるを得ないケースもある。なかでも来客数の予測は、シフト作成や発注、人員配置など幅広い業務に影響する重要な作業だ。従来は過去の実績や店長、マネージャーの経験・勘などに基づいて判断するケースも多く、属人的な判断に依存しやすいという課題があった。「AI来客予測」では、こうした来客数の予測をAIが支援することで、店長のバックヤード業務の負担や、熟練者の経験への依存を軽減する。店舗ごとの来客傾向を反映同サービスでは、「まかせてネット」に蓄積された過去の売上・来客実績データを活用する。店舗単位の過去実績を予測モデルが学習し、駅前やロードサイド、商業施設内などの立地条件や、平日・休日、時間帯ごとの来客傾向など、店舗ごとの特徴を反映した予測を行う。さらに、店舗で蓄積される最新の来客実績データを継続的に学習・再計算に活用する。季節変動や曜日、時間帯ごとの傾向を更新しながら、各店舗の営業実態に合わせた予測を支援する。数日先から最大1カ月先まで対応店舗運営では、業務によって必要となる予測期間が異なる。発注では数日先の来客数、シフト作成や人員計画では1週間先から1カ月先の来客数などが必要になるため、「AI来客予測」では短期から中期までの予測に対応する。また、日別の予測だけでなく、時間帯別、15分単位での予測結果も提供する。これにより、ランチやディナーといった大きな時間帯だけでなく、ピークタイムやアイドルタイムを踏まえた人員配置や仕込み、発注などの判断にも活用できる。予測モデルでは、曜日や祝日、季節、天候など、外食店舗の来客数に影響する特徴データも活用する。業態や店舗の特性に応じてモデルを調整し、予測品質の向上を図る。シフトや発注など店舗業務との連携を想定「AI来客予測」は、「まかせてネットEX」の各サービスとの連携を想定している。対象となるのは、「まかせてネットEX 勤怠管理」「まかせてネットEX シフト管理」「まかせてネットEX 発注管理」「まかせてネットEX 売上管理」。予測結果を共通のデータとして活用することで、シフト作成や発注、人員配置などの業務判断を支援する。また、「まかせてネットEX」では企業ごとの運用やニーズに合わせた帳票のカスタマイズにも対応しており、来客予測の結果を各社の業務に合わせて活用できるとしている。AI活用で店長が「人」に向き合う時間を確保来客数と実際の来客数に大きな差が生じると、人員不足によるサービス品質の低下や過剰な人員配置による人件費の増加、発注過多によるロス、発注不足による機会損失など、店舗運営にさまざまな影響が及ぶ可能性がある。同サービスでは、AIによる予測を活用することで、店舗ごとの状況を踏まえた業務判断を支援。担当者の経験年数にかかわらず、共通の予測データをもとに店舗運営を行いやすい環境を目指す。これにより、店長やスタッフがシフト作成や発注などのバックヤード業務に費やす時間を減らし、接客や商品提供、店舗のクリンネス、従業員育成などにより多くの時間を使える状態を目指している。売上や勤怠などを横断したAI活用へジャストプランニングでは今後、「まかせてネット」を通じて蓄積される売上、勤怠、発注、在庫、顧客、イベントなどのデータを横断的に活用し、AIによる予測や検知、示唆を各業務へ展開する方針だ。「AI来客予測」をAIプラグインの第一弾として、店舗のバックヤード業務の効率化だけでなく、店長やスタッフが顧客体験の向上に注力できる環境づくりを進める。