株式会社ブレイブテクノロジー(本社所在地/千葉県流山市、代表取締役/磯本悟)は、さわやか株式会社(本社/静岡県袋井市、代表取締役/富田玲)が運営する「炭焼きレストランさわやか」全35店舗で、順番待ちシステム「matoca(マトカ)」の運用を開始した。利用客は店舗から15キロメートル圏内にいれば、店舗を訪れることなくLINEから順番待ちを受け付けられる。全店舗への導入後は、利用客全体の約7割がスマートフォンから発券している。最大約10時間の待ち時間が課題に「炭焼きレストランさわやか」は、静岡県内で35店舗を展開している。繁忙期には最大約10時間の待ち時間が発生することもあり、利用客からは待ち時間の長さに関する意見が寄せられていた。同社は2016年頃からタブレットを使った順番管理システムを運用していたが、受け付けのために利用客が一度店舗へ立ち寄る必要があった。混雑する店舗では受付開始前から行列ができ、スタッフが利用方法を一人ずつ説明するため、行列の解消まで1時間以上かかる場合もあった。利用客の負担だけでなく、駐車場や店舗周辺の交通混雑、受付業務を担うスタッフの負荷も課題となっていた。店舗特性を確認しながら段階的に導入「matoca」の採用では、発券範囲を店舗から15キロメートル圏内に制限できる点や、1台のスマートフォンから複数店舗へ同時に申し込めない点を評価した。新たなアプリをダウンロードせず、LINEから利用できることも導入の決め手となった。まず、本社に近く地元客が多い袋井本店で運用を開始した。その後、県外客が多い御殿場インター店や、駅に隣接する浜松遠鉄店へ展開し、店舗ごとに利用客と従業員の反応を確認した。大きなトラブルがなかったことから、全35店舗へ導入した。順番が近づくとLINEで通知が届くため、利用客は自宅やホテル、観光地などで待ち時間を過ごせる。受付開始時の行列や説明業務を減らし、スタッフが店内での接客に充てる時間を確保する。御殿場インター店では、混雑を理由に開店から11年間来店をためらっていた地元客が、スマートフォン発券を利用して初めて来店した事例もあったという。