株式会社S.E.ネットワークは、全国20〜60代の男女623名を対象に「フードデリバリーの利用状況」に関する調査を実施した。<調査概要:フードデリバリーの利用状況に関する調査>【調査期間】2024年9月26日(木)~10月3日(木)【調査方法】インターネット調査【調査対象】全国20〜60代の男女【調査人数】623人※データは小数点以下第2位を四捨五入近年、リモートワークなど働き方改革の影響や、外食や料理の手間が省けるといった理由で、フードデリバリーサービスの利用が急増。自宅で簡単に注文でき、手軽に料理を楽しめる点が、多くの世代に支持されているという。割引クーポンや豊富なメニューなどによってリピーターの増加につながっており、「お得で便利」なフードデリバリーのニーズは今後も拡大を予想している。5割を超える方が「Uber Eats」をよく利用すると回答「あなたが最もよく利用するフードデリバリーサービスは何ですか?」と質問した結果Uber Eats(ウーバーイーツ):57.3%出前館:36.4%Wolt(ウォルト):2.2%menu(メニュー):1.4%その他:2.6%57.3%の利用者が最もよく利用するサービスとしてUber Eatsを選んでおり、知名度や利便性、提携店舗の豊富さが人気の理由と考えられる。次に支持を集めているのが出前館で36.4%となっており、Uber Eatsに次いで3割以上の方が利用している。一方、Woltやmenuは利用者が少なく、まだ市場に広く浸透していない状況。なお、「その他」と回答した2.6%の利用者は、特定のチェーン店が提供するデリバリーサービスを選んでいる。例えば、ガストやドミノピザ、マックデリバリーなどが含まれており、店舗が直接行うサービスが一部利用されているという。また、地域限定のデリバリーサービスを利用する方も少数ながら存在しており、その地域にしかないサービスを選ぶ利用者もいる。よく利用するフードデリバリーを選ぶ理由、第1位は「クーポンなどで安く注文できる」「よく利用するフードデリバリーサービスを選ぶ基準は何ですか?(複数回答可)」クーポンなどで安く注文できる:344人注文できるレストランが魅力的:283人配達時間が短い:199人サポート対応が良い:71人口コミが良好:65人その他:21人多くの利用者が「クーポンなどで安く注文できる」ことを最も重視している。全体の55.2%がこの基準を重視しており、価格の安さがサービス選びにおいて重要な要素となっている。次いで「注文できるレストランが魅力的」という回答が283人にのぼり、選べる店舗の多さや質の高さが、利用者の満足度に影響を与えていることが分かる。また、「配達時間が短い」といった点も199人から支持されており、スピーディな配達が重視されていることも見て取れる。「その他」と回答している方の意見アプリが使いやすい(30代女性/正社員)子供が好きなメニューがある(40代女性/専業主婦)Uber Oneの特典で、通常800〜1200円相当のものが500円で注文できるのが魅力的だからです(30代男性/自営業・フリーランス)配達範囲の問題で他が利用できない(50代女性/アルバイト・パートタイム)配達員の雰囲気や態度が良いため(40代男性/正社員)また、「地域限定のサービスしか使えない」「Uber Oneの特典が魅力的」など、利用者が置かれている環境や提供される特典が、選択に影響を与えている。これに加えて、配達員の雰囲気や態度、配達範囲の制限など、サービスの品質や地域特有の事情も重要視されている。フードデリバリー1回の平均使用金額、「1,000〜1,999円」が62.8%で最多「フードデリバリーの1回あたりの平均注文金額(1人分)はいくらですか?」と質問したところ、「1,000〜1,999円」が62.8%と最も多い結果となった。次に多かったのは「2,000〜2,999円」で17.3%、その次に「700〜999円」が10.9%と続きました。フードデリバリーサービスに3,000円以上を使う利用者は少数派となっている。57.0%がフードデリバリーを「ふとした時に」利用すると回答「フードデリバリーの利用頻度はどのくらいですか?」と質問結果ほぼ毎日:0.5%週4〜5日:0.8%週2〜3日:4.8%週1日:8.8%月に数回:28.1%ふとした時に:57.0%57.0%の利用者が「ふとした時に」フードデリバリーを利用していることが分かる。日常的な利用ではなく、突発的にフードデリバリーを活用するケースが多い。次いで「月に数回」が28.1%を占めており、「ふとした時に」よりも頻度は高いものの定期的な利用ではなく、必要に応じて活用する傾向が見られる。61.5%の方がフードデリバリーを夕食に利用「フードデリバリーを利用する主な時間帯はいつですか?」と質問結果朝食(6時〜10時頃):0.5%昼食(11時〜14時頃):27.6%午後(15時〜17時):8.0%夕食(18時〜21時):61.5%夜食(22時以降):2.4%多くの利用者がフードデリバリーを「18時以降」に利用している。特に、全体の61.5%が18時〜21時の間に注文しており、夕食の際にフードデリバリーを活用する傾向が高いことがわかりる。次いで、昼食時に利用する人が27.6%、午後の軽食として利用する人は8.0%に留まる。フードデリバリーの利用理由、「外出したくない」が41.9%で最多回答数「フードデリバリーを利用する主な理由は何ですか?」という設問に対して、「外出したくない」という理由でフードデリバリーを利用する人が最も多く、全体の41.9%を占めていることが分かった。次いで「自炊が面倒」と回答した人が32.9%となっており、自宅で料理をしたくないと感じる時にフードデリバリーが活用されていることが分かる。また、「時間の節約」や「テイクアウトより便利」という理由もありましたが、これらは9.1%や6.7%と少数にとどまる。「その他」と回答した方に理由体調が優れないとき(30代女性/専業主婦)友達が来た時に手軽に頼めるから(40代女性/専業主婦)気分転換として普段食べないものを食べる(40代女性/専業主婦)体調が悪く外出できないため(30代女性/アルバイト・パートタイム)自分へのご褒美(30代男性/正社員)