株式会社New Innovations(本社/東京都江東区、代表取締役/中尾渓人・山田奨)は、「モスバーガー」を展開する株式会社モスフードサービス(本社/東京都品川区、代表取締役社長/中村栄輔)と次世代型店舗開発に向けたAI活用に関するパートナーシップを締結した。本提携の具体的な施策の第一弾として、埼玉県の「モスバーガー 吉川美南店」にてAIドライブスルーの実証実験を開始した。これを皮切りに、2026年度中に合計5カ所程度で実証実験を行い、その中の複数店舗での常設を目指す。背景と目的New Innovationsと「モスバーガー」は、AIを活用することで、外食業界における人手不足の解消を目指すとともに、既存の店舗オペレーションや顧客体験の進化を図る取り組みを進めている。現在、ファストフード業界のドライブスルー領域では、欧米を中心にAI音声注文の導入事例が見られる一方で、認識精度の低さや柔軟な対応の難しさといった課題が指摘されている。こうした状況を踏まえ、本実証実験では、AIにすべての工程を任せるのではなく、AIがオーダー受注を担い店舗スタッフがそれをサポートする「ハイブリッド応対」を採用。「モスバーガー」が大切にする接客スタイルやホスピタリティを尊重しながら、AIと人が協調する形でのドライブスルー運用を通じて、接客体験と店舗オペレーションの両立を検証する。実証実験の内容について本実証実験ではNew Innovationsが開発した、実店舗におけるオーダー業務を音声による自然なコミュニケーションで行う音声対話AIシステム「AI Order Thru(エーアイ オーダー スルー)」を活用する。「AI Order Thru」は、AIを単なる人の代替ではなく、「ブランド体験を拡張する存在」として位置づけ、ブランドごとのガイドラインや標準オペレーションを踏まえた対話設計・運用設計を前提としている。本実証では「モスバーガー」の接客スタイルやオペレーションに即した形で対話設計を行なった。AIがオーダー受注を担当し、店舗スタッフが必要に応じてサポートする「ハイブリッド応対」を実装している。今後の展開「モスバーガー 吉川美南店」を皮切りとして、2026年度中に合計5カ所程度で実証実験を行い、そのうち複数店舗での常設を目指す。将来的には、「500キロカロリー以下のセットメニューを紹介して」といった要望に対し、AIならではのスピード感でメニュー提案を行うことや、キャンペーン期間中にアニメの人気キャラクターなどが応答するといったAIドライブスルーならではの展開を視野に入れ、検証を進めていく。「AI Order Thru(エーアイ オーダー スルー)」について「AI Order Thru」は、実店舗におけるオーダー受注業務を対象とした音声対話AIシステム。画面操作を前提とせず、音声による自然なコミュニケーションで注文を受け付けることで、顧客にとって直感的でストレスの少ない体験を提供するとともに、店舗側の業務負荷の軽減や省人化に貢献する。