株式会社トレタ(本社所在地/東京都渋谷区、代表取締役/中村仁)は、飲食店向け予約・顧客管理システム「トレタ予約台帳」と、株式会社スカイダイニングが提供する飲食店専用POSレジ「ワンレジ」の連携を開始したと発表した。今回の連携では、トレタが提供するPOS連携オプション「トレタPOSコネクト」の対応POSレジに「ワンレジ」が加わった。予約情報とPOSレジの空席情報などをリアルタイムで連携することで、飲食店における予約管理業務の効率化や、ダブルブッキングなどの予約事故、予約枠を閉じることによる機会損失の防止を目指す。予約とPOSの情報分断が課題にトレタでは、「トレタ予約台帳」とPOSレジをAPIで連携する「トレタPOSコネクト」を提供している。これまでにスマレジ、ユビレジ、NECモバイルPOS、CASHIER、Mmenuなど、14メーカーのPOSレジと連携しているという。一方、「ワンレジ」は飲食店専用POSレジとして、全国2,000店舗以上の売上管理や店舗オペレーションを支えてきた。飲食店では、電話予約や自社サイトからの予約など、自社での集客を強化するほど、直前まで予約枠を開放しておきたいというニーズがある。しかし、予約のない来店客であるウォークインの情報をPOSレジへ入力する作業が遅れると、予約情報と実際の空席状況にずれが生じ、ダブルブッキングなどにつながる可能性がある。また、入力作業の負担から情報の反映が後回しになることで、本来であれば案内できた予約を逃してしまう機会損失も発生していた。こうした課題を背景に、両社のサービス利用企業からの要望を受け、今回の連携が実現した。予約情報をPOSレジへリアルタイム表示今回の連携によって、「トレタ予約台帳」で受け付けた予約の時間、名前、人数などの情報を、「ワンレジ」のPOSレジ画面へリアルタイムで表示できるようになった。連携は2026年8月1日から開始している。また、予約のないウォークイン客についても、「ワンレジ」で来店・会計処理を行うことで、その情報が「トレタ予約台帳」へ「ウォークイン」として自動的に反映される。これにより、店舗スタッフによる手入力の作業を減らせる。さらに、来店、会計、キャンセル、ノーショーのタイミングに応じて、「トレタ予約台帳」側の予約ステータスも自動更新される。これにより、予約台帳とPOSレジを目視で照合することなく、空席状況を把握できるという。着席後にテーブルを変更した場合も、その情報が「トレタ予約台帳」側の予約情報へ自動的に反映される。なお、今回の連携では注文内容や会計金額などの情報は連携対象外となっている。「ぎりぎりまで予約を受け付けられる環境」を支援今回の連携について、スカイダイニングの代表取締役・片岡宏明氏は、飲食店から多く要望が寄せられていた「トレタ予約台帳」とのAPI連携が実現したことに触れ、予約事故の防止と機会損失の削減につながるとの考えを示した。一方、トレタの副社長 執行役員 COO・小林正拡氏は、予約とPOSレジの情報が分断されることで発生するダブルブッキングや機会損失は、飲食店から長く要望されてきた課題だと説明。今回の連携では、ウォークインの自動取り込みや来店・会計ステータスの自動反映など、店舗のオペレーションに合わせた機能を実装したとしている。「トレタPOSコネクト」は今回の連携を含め、2026年8月時点で14メーカーのPOSレジに対応。今後はハンディ端末への予約情報表示など、さらなる機能拡張も予定している。予約受付から来店までの情報をリアルタイムで連携することで、飲食店が予約枠をより柔軟に管理しながら、機会損失を抑えられる環境づくりを支援する。