ローカルビジネスDX事業を展開する株式会社CS-Cが運営する「JAPAN FOOD GUIDE」において、掲載店舗のひとつである寿司店「有楽町かきだ」が、1,000万円を超える予約売上を記録した(2025年2月・3月の合計実績)。飲食店のインバウンド集客を取り巻く環境インバウンド需要の本格的な回復が進む中、日本の飲食業界では再び訪日外国人の集客強化が重要なテーマとなっている。2025年の訪日外国人旅行者数は4,020万人(対前年108.9%)と見込まれている。これは過去最高を記録した2024年からさらに伸びる見込みで、多くの飲食店がこの需要を取り込もうとする動きが活発化している。その一方で、言語の壁や無断キャンセル(ノーショー)といった運営上の課題、また、訪日客のニーズに即した集客導線を確保できていない店舗も多く、インバウンド需要の取り込みに苦慮する声も少なくない。さらに、SNSやWeb上の口コミの影響力が増す中、海外市場に向けた適切なアプローチや情報発信力が求められている。これらの課題を解決すべく、CS-Cでは「JAPAN FOOD GUIDE」というインバウンド特化型の飲食店・食体験予約サービスを展開している。「JAPAN FOOD GUIDE」について「JAPAN FOOD GUIDE」は、訪日外国人向けの飲食店・食体験予約サービス。多言語対応・事前決済機能により、ノーショー対策や円滑な予約受付を実現する。さらに、海外プロモーションやインフルエンサー施策を通じて、国内飲食店の集客を支援する。東京のOMAKASE寿司を中心に、掲載店舗数は300店舗を突破。予約困難な名店からカジュアルな人気店まで幅広く取り揃え、多様な訪日観光客のニーズに応えるラインアップを展開している。「JAPAN FOOD GUIDE」は、日本各地の“食”の魅力を世界に届けるグローバルな予約プラットフォームとして、飲食業界とインバウンド市場をつなぐ架け橋を目指す。「JAPAN FOOD GUIDE」:https://japan-food.guide「有楽町かきだ」集客事例東京都・有楽町に店舗を構える寿司店「有楽町かきだ」は、「JAPAN FOOD GUIDE」経由の予約売上が1,000万円を突破した(2025年2月・3月の累計実績)。 同店では2025年1月より「JAPAN FOOD GUIDE」への掲載を開始し、2月からは台湾のKOL(※)を活用したインフルエンサーマーケティング施策を実施。これらの取り組みによって東アジア地域での認知度が飛躍的に向上し、訪日旅行のハイシーズン需要を的確に捉えることに成功した。4月も引き続き堅調に推移しており、過去最高売上の更新が見込まれている。「JAPAN FOOD GUIDE」によるシームレスな予約導線とインフルエンサーによる情報拡散が相乗的に機能したことで、収益性の高い運営体制を実現できており、訪日マーケットにおけるデジタル施策の有効性を示す好例となっている。※KOLとはKey Opinion Leaderの略で、強い影響力を持つインフルエンサーのこと「有楽町かきだ」代表取締役 蛎田 一博氏 コメント「JAPAN FOOD GUIDEに掲載してから、過去最高の売上を更新し続けています。特に東アジアからの予約が多く、これまで埋まりづらかった平日昼間や日曜夜にも来店があることで、回転率が大きく改善しました。また、事前決済やキャンセルポリシーの導入により、安心して予約枠を広げられるようになりました。加えて、インフルエンサーとの連携で手間なくPRしてもらえる点も魅力です。今後は、握り寿司体験などの“コト消費”にも取り組み、多様な国・地域の方々に日本の魅力をより深く体感していただけるよう努めていきます。」