イクシアス株式会社(本社所在地/東京都中央区、代表取締役社長CEO/内藤崇司)は、消費者の飲食店選びにおける意思決定プロセスや口コミの影響を分析した「【2026年版】飲食店選びにおける『来店決定要因』の基準値分析レポート」を公開した。調査では、初めて訪れる飲食店を探す際、「立地」「価格」「口コミ」が重視されているほか、店舗によるSNSやGoogle上での情報発信、口コミへの返信が、来店意欲の向上につながっている実態が明らかになった。初めての店選び、「立地」「価格」「口コミ」がトップ3行ったことのない飲食店を探す際に重視する要素では、「立地」が56.3%で最多となった。続いて「価格」が53.0%、「口コミ」が51.7%となり、いずれも半数を超えた。このほか、「料理の味」が38.3%、「店の雰囲気」が36.7%となっている。初めて訪れる店舗では、料理そのものだけでなく、アクセスしやすさや価格の分かりやすさ、第三者による評価といった、来店前に確認できる情報が重要な判断材料になっていることがうかがえる。年代別では傾向にも違いがあり、20代と40代では「立地」が最も重視された一方、30代では「口コミ」が63.3%、50代では「価格」が67.3%でそれぞれ最多となった。SNSやGoogleでの情報発信、75.4%の来店意欲を後押し店舗がメニューや店内の様子などをSNSやGoogle上で積極的に発信している場合、来店意欲が「非常に行きたくなる」と回答した人は35.7%、「やや行きたくなる」は39.7%だった。合計すると75.4%が、店舗からの情報発信によって来店意欲が高まると回答している。初めて訪れる店舗では、どのような料理があるのか、店内はどのような雰囲気なのかといった不確定要素が多い。写真やメニュー、価格、店舗の雰囲気を事前に伝えることで、こうした不安を減らし、来店へのハードルを下げられる可能性がある。口コミへの返信でも72.3%が「行きたくなる」口コミに対する店舗側の返信も、来店判断に影響を与えている。店舗がユーザーから寄せられた口コミへ返信している場合、「非常に行きたくなる」が36.0%、「やや行きたくなる」が36.3%となり、合わせて72.3%が来店意欲の向上につながると回答した。口コミそのものだけではなく、店舗が顧客の声にどのように向き合っているかも、消費者が店舗を評価する要素の一つとなっていることが分かる。特にネガティブな口コミを含め、誠実な返信を積み重ねることは、既存顧客への対応だけでなく、そのやり取りを見る新規顧客への信頼形成にもつながりそうだ。口コミ評価は「3.0」、件数は「100件」がひとつの基準に調査では、口コミ評価や件数についても、消費者が一定の基準を持っていることが明らかになった。「この点数以下だと行きたくなくなる」と感じるラインでは、評価3.0以下を挙げた人が25.7%。3.6以下まで含めると46.3%となった。また、「何件以上口コミがあれば信頼できるか」という質問では、100件以上を信頼の目安とする回答が68.3%に達した。口コミは単純な平均点だけでなく、十分な投稿数が蓄積されているかどうかも、店舗選びの判断材料になっている。店舗集客は「情報を出す」「反応する」ことが重要に今回の調査からは、飲食店選びにおいて口コミや価格、立地といった基本情報に加え、店舗自身による継続的な情報発信や顧客とのコミュニケーションが、新規来店を左右する要素になっていることが見えてくる。店舗側にとっては、料理写真やメニュー、価格、営業時間などの情報を正確かつ継続的に更新するとともに、口コミへの返信を通じて店舗の姿勢を伝えることが重要となる。特にGoogleやSNSなど、来店前に利用される複数の接点で情報を整備することが、消費者の不安を減らし、「行ってみたい」という意思決定を後押しする施策になりそうだ。なお、本調査は2026年5月、一都三県に住む21〜59歳の男女3,000人を対象に実施。そのうち、直近3カ月以内に月1回以上外食し、新しい店舗を月1回以上開拓している300人を対象に追加調査を行った。