株式会社ガーデン(本社/東京都新宿区、代表取締役社長/川島賢)は、同社が運営する「油そば総本店」において、「壱角家」および系列店舗の店舗網を活用した複合型ハイブリッド店舗の展開を加速すると発表した。同社は4月28日から3日連続で実施した先行3店舗のリニューアルオープンが好調に推移したことを受け、当初は年内としていた「油そば総本店」導入30店舗体制の目標を前倒しし、2026年6月までに30店舗体制を目指す方針を示した。今回推進するのは、「壱角家」の既存店舗に「油そば総本店」の商品や看板を導入する複合型ハイブリッド店舗モデルで、同社ではこれを「二刀流外食」戦略と位置づけている。このモデルでは、駅近や繁華街といった好立地にある既存の「壱角家」店舗が持つ厨房設備や人員体制、運営ノウハウを活用しながら、新たなブランド接点を追加する。新規出店と比較して初期投資を抑えられるほか、既存店舗の固定費構造を活用することで、追加導入する「油そば総本店」の売上は原材料費を除き高い収益性を見込みやすい構造となる。「壱角家」は、横浜家系ラーメンブランドとして全国100店舗以上を展開しており、小麦の香りと味わいにこだわった中太麺と濃厚な豚骨スープを特徴としている。一方、「油そば総本店」は、中太麺に特製ダレを絡めた油そばを提供するブランドで、豊富なトッピングや調味料によるカスタマイズ性も特徴だ。ガーデンは飲食事業と不動産事業を展開しており、これまでM&Aを通じて12社以上の企業再建や事業再生に取り組んできた。飲食事業では「壱角家」「山下本気うどん」「萬馬軒」「高田屋」など12ブランドを運営している。同社は、不動産事業とのシナジーを活用した「一等地戦略」により駅近立地への出店を強化しており、今回の「二刀流外食」戦略によって、既存資産を活用した効率的な店舗拡大と収益性向上を図る。