仙台名物牛たん焼きの専門店「味の牛たん喜助」のグループ会社で牛たん類の加工・販売事業を展開する株式会社キスケフーズは、デイブレイク株式会社が提供する特殊冷凍機「アートロックフリーザー」が導入した。導入背景と導入による効果キスケフーズでは、これまでも冷凍技術を活用してきましたが、鮮度や風味を最大限に保つことができる最新の冷凍技術の導入を検討。食材本来の風味や食感を再現できるデイブレイクの「アートロックフリーザー」の品質を評価し、導入が決定。それによって、新鮮な牛たんを効率よく店舗へ配送できる体制を整え、より一層の品質維持と安定供給が可能になった。牛たんの繊細な風味や肉質を損なうことなく配送できるため、店舗で提供する牛たん料理の品質の安定を望むことができる。また、オペレーションの効率が向上し、コスト削減にもつながっている。キスケフーズでは、今回の「アートロックフリーザー」導入を機に、商品ラインナップの拡充も計画。焼成した牛たんを冷凍し、冷凍弁当や冷凍牛たんの商品開発を検討。手軽で高品質な冷凍商品を展開することにより、「味の牛たん喜助」を支持する利用者に新しい購買体験を提供することを目指す。さらに、店舗だけでなくオンライン販売などを通じた販路の拡大も視野に入れている。デイブレイクの特殊冷凍技術急速冷凍に凍結媒体ごとの特殊な技術を踏襲することで、さらに高品質な冷凍を実現する技術。一般的な冷凍の場合、細胞内の水分が氷に変わる温度帯(氷結晶生成温度帯:0℃~-5℃)の通過時に、 氷結晶が大きく歪になることで細胞が損傷。一方の急速冷凍は、急速かつ均一に冷却することで氷結晶が小さく生成され、細胞の損傷を極少化でき、うまみ成分の流出を防ぐことができる。さらに特殊冷凍では、冷風の湿度や冷風の当て方などの特殊技術が加わり、形状維持や調理済みのあたたかい食品の急速冷凍も可能となる。特殊冷凍機「アートロックフリーザー」特殊冷凍機「アートロックフリーザー」は、デイブレイクが9年にわたり研究した食材データと顧客の声を全面踏襲し、独自に開発した特殊冷凍機。2021年10月に発売を開始し、累計約700社で導入。2022年8月には日本食糧新聞社が主催する令和4年度「第26回業務用加工食品ヒット賞/外食産業貢献賞」(後援=農林水産省)を受賞している。