ホリイフードサービス株式会社(本社/茨城県水戸市、代表取締役社長/藤田明久)は、AIオペレーター「miraio(ミライオ)」を活用した予約受付業務の自動化を開始した。5月18日から、自社ブランド「隠れ菴 忍家」の2店舗で運用を開始している。今回導入された「ホリイフードサービス用miraio」は、アップセルテクノロジィーズ株式会社および株式会社pluszeroが提供するシステムを活用し、共同開発を進めてきたもの。対象店舗は「隠れ菴 忍家 蕨駅東口店」と「隠れ菴 忍家 八潮駅前店」の2店舗で、今後は順次導入店舗を拡大していく方針としている。「隠れ菴 忍家」は、全席個室を特徴とする和空間の居酒屋ブランド。今回のAIオペレーター導入により、店舗スタッフが電話対応に割く時間を削減し、来店客への接客や空間演出など、店舗体験の向上に集中できる体制づくりを進める。外食業界では、人手不足や人件費上昇への対応が課題となる中、ホリイフードサービスではデジタル対応力の強化を重要施策の一つと位置付けている。特に地方店舗や深夜帯における人材確保の難しさを背景に、AIを活用した業務効率化を推進している。「miraio」は、24時間365日、予約受付や変更、キャンセル対応を自動化できるAIオペレーター。人間同等レベルの応対品質を目指しており、営業時間外でも予約機会を逃さず対応できる点が特徴となる。また、pluszeroが提唱する「AEI(Artificial Elastic Intelligence)」の技術を活用することで、AI応答時のハルシネーションリスク抑制にも対応。信頼性の高い会話応答を実現するとしている。導入によって、電話がつながりにくいことによる機会損失の低減や、予約時のストレス軽減も期待される。店舗側では、電話応対の負荷軽減により、対面接客の品質向上につなげる狙いがある。ホリイフードサービスは、今回の導入で得られた運用知見を今後のAI開発にも反映し、次世代型の店舗運営モデルの構築を進める考えを示している。ホリイフードサービスは、茨城県水戸市に本社を置き、飲食店チェーンの展開・運営を手掛ける企業。アップセルテクノロジィーズはAIオペレーターやデジタルヒューマンの開発を行うほか、インサイドセールス事業などを展開している。pluszeroは自然言語処理やAI技術を活用したソリューション開発を行っている。