飲食店のDXを支援するOkage株式会社は飲食業情報システム基盤の社会的整備・拡充を推進する一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(以下「OFSC」)が開発した「ReceiptLine®(レシートライン)」をiOSアプリでも利用できるようにした。これにより、これまで飲食店ごとにカスタマイズするのが難しかったキッチン伝票や会計伝票のフォーマットを店舗ごとに柔軟に変更できるようになる。「ReceiptLine®(レシートライン)」とは「ReceiptLine®」は、小型ロール紙の出力イメージを表現するレシート記述言語。レシートプリンターによる紙レシートへの印刷と、POSシステムやスマートフォンによる電子レシートの画面表示に対応しているのでレシートや外食伝票、取引伝票等のイメージを用紙幅に依存しないテキストデータで簡潔に記述することができる。従来、レシートの表示や印刷をともなうシステムの開発・保守・運用には、かなりの専門知識と労力を必要とした。「ReceiptLine®」を利用するとレシートの運用について専門的な知識を必要とせず、自由な接続性と多様な運用形態への対応が可能となる。レシート記述言語「ReceiptLine®」は、仕様書に加えて、参照実装が既に「OFSC」店舗システム分科会によりオープンソースとして提供されている。この参照実装は、多くのレシートプリンターメーカーが参加している「OFSC」店舗システム分科会で、さまざまなプリンターでの実動作が確認されている。「ReceiptLine®(レシートライン)」を利用した伝票の出力「Okage DX Platform」は「ReceiptLine®(レシートライン)」に対応したことでキッチン伝票や会計伝票の微調整が簡易的にできるようになった。「ReceiptLine®(レシートライン)」活用のメリット・非エンジニアでも簡易タグを記載することでレシートフォーマットの作成ができる。・顧客に事前に出力イメージを確認頂いた上で出力フォーマットを調整できる。・異なるメーカーのプリンター出力に関して、機種や用紙幅を考慮しなくても一括での調整が可能になる。一般社団法人オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(「OFSC」)について 「OFSC」は、飲食業情報システム基盤の社会的整備・拡充を通して、飲食業が広く一般消費者に対しより良いサービスを提供することを可能とし、もって消費者が豊かさ、安全、安心及び健康を確保できる社会環境を実現することを目的としている。