インバウンドに特化した事業を展開する株式会社Matcha Kikakuは、インバウンド外国人旅行客をターゲットにした、「超高級 海鮮丼」の専門店「Tokyo Sushi Bowl」を浅草にオープンした。浅草駅徒歩10秒というロケーションと日本の成長分野である「インバウンド」において、ユニークなコンセプトのもと、新規事業として展開する。メニューは1品のみ、金額は15,000円(税込)というかなり強気な「インバウン丼」で、代表が「人生イチおいしい海鮮丼」と自負する1品で勝負をかける。最大のこだわりのポイントは「原価」を惜しみなく使うこと。飲食店の一般常識を度外視して、ひたすらに「おいしい」にこだわることで、クオリティを担保している。「Tokyo Sushi Bowl」誕生の背景Matcha Kikaku代表の矢野 智之氏は、「忍者」を疑似体験することができるエンターテイメント型カフェ施設「忍者カフェ」を企画・経営している。顧客の9割がインバウンドで占められていて、東京、関西、東海へと事業規模を広げてきた。これらの事業を展開してきた過程で、何万人ものインバウントと向き合ってきて、訪日観光の主要の目的である「食」において、特に「すし」「海鮮」に対する注目度が高いことを感じた、という。そこで約9日と言われる日本での平均滞在中、一回は「寿司」、もう一回は「海鮮ジャンルのその他」に行くのではないか!?という仮説を立て、比較的技術力のいらない、仕入れる「鮮魚の品質」が「丼」のクオリティの主たる源泉となるであろう海鮮丼屋の業態を選んだ。また本事業を開始する東京都で見ても「寿司屋」の数は多く、調べるうちに、コンビニ「セブン‐イレブン」の数よりも多いというデータも出てきた。それに加え、海鮮丼専門店の数はその20分の1以下であり、1号店となる浅草エリアで見ると、数件ほどしかいないため、需要(海鮮を食べたいという熱量)に対し、供給(寿司以外の海鮮専門店)が足りていないと確信を持つに至った。プレオープンの約2週間で早くも「想像を遥かに超える需要の高さ」を感じているとのこと。「Tokyo Sushi Bowl」のこだわり、特徴「Tokyo Sushi Bowl」は、「旅行」という限られた時間の中で、最優先される価値基準として「ここでしかできない体験」という明確なコンセプトを持っている。そのため、日本人が大切にしている「コストパフォーマンスの良さ」という基準はあえて重要視していない。前述の通り、本業態の「品質の源泉」は、専門的な知識や経験、職人の腕前という個人に寄ったスキルではなく、「本当においしい鮮魚のみを厳選仕入れする」ことだと考えた。そこで「豊洲市場」の中で各鮮魚担当(マグロはマグロ屋、ウニはウニ屋のような)より個別仕入れを行うことで、その時一番良いものを仕入れている。そもそも海鮮の素人が安く良いものを他社より優先的に仕入れられるとは考えておらず、「仕入れ価格をいかに安く抑えるか?」という一般的な飲食店の常識を一切無視することで「高いけど、おいしいもの」を提供している。財布の紐が緩む旅行というシーンに加え、インバウンド観光客のみをターゲットにしているからこそ、「高原価」を顧客にシンプルに価格転嫁している。「安くておいしい」を目指すのではなく、「良いものを、より高く販売する」これが「Tokyo Sushi Bowl」のこだわりだ。メニューは1品のみ同社では、インバウンドの大多数は、店単位での「リピーター」にはなり得ないと考えている。仮に「訪日」というリピートがあったとしても、それは数年ぶり、数十年ぶりの訪日になることが理由だ。そのため「Tokyo Sushi Bowl」では海鮮丼を1品のみ提供している。「マグロ丼?」「サーモンいくら丼?」「ウニ丼?」「バラちらし丼?」などの個別の種類は設けず、インバウンド業界という、「リピーターがいないビジネス領域」だからこそ、自信作の1品のみを提供をしている。それにより各鮮魚ごとの在庫の回転も一定となり、廃棄リスクも抑えることが可能となっている。また提供スピードの早さも強みとなる。概要詳細◯店舗名:Tokyo Sushi Bowl ◯所在地:東京都台東区雷門2-18-16 THE CITY 浅草雷門 5F◯営業時間:11:00~19:00 (年中無休) ◯席数:着席30席◯WEB:https://tokyo-sushi-bowl.com/