株式会社クロスビットが提供するシフト管理ツール「らくしふ」が株式会社奴ダイニングで導入された。導入の背景大衆ステーキ酒場「BEEF KITCHEN STAND」などの飲食チェーンを展開する「奴ダイニング」では、エクセルでのシフト作成を行っていたため、シフト希望の回収や店舗間でのヘルプ調整に手間がかかっていた。また、エクセルでは人件費を把握しながらのシフト作成が難しく、後から別途計算する手間があった。こうした課題を解決し、シフト作成者の負担を削減するため、「らくしふ」を導入した。導入後の変化・成果シフト作成時間が2時間から30分に短縮、店舗業務に集中できる環境へスタッフからのシフト提出はLINEで行い、回収したシフト希望が自動的に「らくしふ」に反映されるため、手作業による入力が不要となり、シフト回収から作成までのプロセスが効率化された。従来2時間かかっていた作業が30分で完了し、業務の負担が大幅に軽減されたことで、清掃や環境改善などの店舗業務により多くの時間を割けるようになったという。店舗間でのヘルプ調整が簡便化、調整時間が短縮これまでは、ヘルプが必要な際、複数の担当者へ個別に電話でシフト状況の確認やヘルプの調整を依頼していた。「らくしふ」導入後は他の店舗のシフト状況も簡単に把握できるようになり、自店舗からヘルプに出せるスタッフがいる場合は、数クリックの操作で他店舗にヘルプを出すことができるため、調整時間が大幅に短縮された。人件費の可視化により、作成者のコスト意識が向上「らくしふ」では、あらかじめスタッフごとの時給を登録しておくことが可能で、シフトに入るスタッフが決まると、1日あたりの人件費が自動で算出される。シフト作成時点で売上予想と比較しながら人員配置を調整し、人件費の適正化が図れるようになる。新任の担当者でも人件費を意識したシフトを組めるようになり、作成者全体のコスト意識が向上しているという。