ClipLine株式会社(本社所在地/東京都千代田区、代表取締役社長/高橋勇人)は、カスタマーハラスメント対策の動画コンテンツとAIによるロールプレイを組み合わせた「ABILI カスハラ対策パッケージ」の提供を開始した。厚生労働省が示すカスハラ防止に関する5つの措置への対応を支援する。外食・小売など、多店舗・多拠点を展開する企業40社以上で「ABILI」が活用されているという。多店舗における対応のばらつきを抑制2026年10月1日に施行された改正労働施策総合推進法では、すべての事業主にカスハラ防止のための雇用管理上の措置が義務付けられた。厚生労働省の指針では、企業方針の明確化や従業員への周知、相談体制の整備などが求められている。多店舗を運営する企業では、本部が策定した方針をパート・アルバイトを含む従業員へ浸透させることに加え、店舗ごとの対応品質をそろえ、実施記録を残す必要がある。同パッケージでは、カスハラ対策を一度限りの研修ではなく、「周知・練習・記録」を繰り返す運用として支援する。飲食店などのケーススタディを動画で学習動画型マネジメントシステム「ABILI Clip」には、サービス業のカスハラ対策に特化した22本の短尺動画を標準搭載する。動画では、飲食、小売、介護・福祉、行政・公共窓口、コールセンターなどで実際に発生し得るケースを取り上げる。カスハラの定義や行為類型、正当なクレームとの違い、判断基準、被害を受けた従業員のアフターケアやメンタルヘルスについても学べる。動画を視聴するだけでなく、内容に関する回答を従業員に求めることもできるため、理解度の確認と実施記録の管理に活用できる。AIロールプレイで顧客対応を練習「ABILI AIロープレ」は、AIを相手に顧客対応のロールプレイを行う機能。クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンの一部店舗では、現場管理職とクルーを対象とした機能検証を実施している。検証では、現場での操作性やトレーニングの代替可能性、AIによる評価の妥当性などを確認した。「ABILI カスハラ対策パッケージ」の利用には「ABILI Clip」の導入が必要となる。料金は企業ごとの個別見積もりとしている。