「飲食店ドットコム」を運営する株式会社シンクロ・フード(本社/東京都渋谷区、代表取締役/大久保俊)は、飲食店の開業における“融資申請”を支援する「事業計画書作成サービス」を開始した。飲食店開業に必要となる資金調達を支援することで、物件選定・内装工事・求人サービス等の既存領域に加え、開業プロセスのより早い段階から伴走支援が可能になる。開業の最初の壁は“資金調達”飲食店の開業準備では、自己資金に加えて、日本政策金融公庫をはじめとした金融機関の融資を併用するケースも多く、融資審査の通過は開業スケジュールや事業計画に影響する。こうした資金調達の段階は、物件選定や内装工事といった意思決定の“一歩前”に位置づけられ、開業プロセス全体の順序や検討範囲を左右する重要なステップとなる。一方で、融資申請には事業計画書の作成や必要資料の整備など専門的なプロセスが伴い、開業検討者にとって“最初の壁”として認識されることも少なくない。また、物件選定や内装工事の発注を先行させた後に資金調達で苦戦する“逆順”のケースも存在し、開業導線全体を俯瞰した支援ニーズが高まっている。「事業計画書作成サービス」について本サービスは、公庫融資などの申請に際して求められる事業計画の作成を支援するものだ。ヒアリングを通じて、店舗コンセプトに合わせた「市場・競合分析」「コンセプト・店舗設計」「数値計画策定」などをサポートし、日本政策金融公庫フォーマットの創業計画書や、オリジナルの店舗計画書を作成する。これにより、融資申請の準備段階から飲食店開業者を支援することが可能なる。サービスの流れ対応領域業態:飲食全般融資用途:開業資金/設備投資/運転資金利用フェーズ:出店計画策定~申請直前まで料金体系初期費用: 10,000円(税別)成功報酬: 融資実行額の3.0%(税別)※融資が実行されなかった場合、成功報酬は発生しない 開業者の利用メリット:融資申請の“不安“と”準備負荷”を軽減飲食店の開業準備は、物件選定や内装工事、設備投資、スタッフ採用など複数の意思決定を同時に進める必要がある一方、融資申請は専門性が高く、開業初期で躊躇される要因の一つとなっている。事業計画の整理や金融機関提出に必要な資料作成を支援することで、申請準備の負担を軽減し、開業プロセスの円滑化に寄与する。 初案件で創業融資900万円の満額実行本サービスは2025年8月から提供開始し、同年12月よりサービス紹介ページを公開した。初案件となる創業融資は、申請額900万円の満額で実行されている。実際の融資申請まで一連で伴走したことで、開業準備段階での情報整理や計画策定の課題が明らかになった。利用者(東京でのバル業態開業希望者)からは、「初めての開業で不明点が多い中、地域情報や競合、数値計画を具体化できた」といった声が寄せられており、開業前段での計画支援に対するニーズが確認できる。 今後の展開「飲食店ドットコム」は、飲食店の出店・開業・運営をワンストップで支援してきた。今回、資金調達支援が新たに加わり、開業時の計画策定から融資申請までを一連でサポートできるようになった。今後は、創業融資以外の資金調達支援や制度情報の整理、支援プレイヤーとの連携など、計画策定周辺の領域にも拡張する余地がある。開業準備に伴う意思決定の負荷を減らし、開業までのプロセスをよりスムーズにする取り組みを進めていく。