クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」を展開するポスタス株式会社(本社所在地/東京都中央区、代表取締役社長/本田興一)は、2026年7月度の飲食店売上動向について、POSデータを基に集計した結果を公開した。調査によると、7月の飲食店売上は前年対比102.5%となり、前月から4.2ポイント上昇した。一方、全国のキャッシュレス決済比率は57.0%と、前月から0.3ポイント減少した。決済方法ではクレジットカードが44.2%で引き続き最多となり、現金が43.2%で続いた。7月の飲食店売上は前年を上回る7月度の売上伸長率は前年対比102.5%となり、前年を2.5ポイント上回った。前月からは4.2ポイント増加している。地方の飲食店については、前年対比の売上伸長率が99.6%となった。前月から0.2ポイント上昇したものの、特定の要因によって売上が大きく押し上げられる状況は見られず、月を通じて前年並みの水準で推移したという。時間帯別では、ディナータイムの売上割合が最も高い業態は居酒屋で、次いで専門料理となった。両者の差は12.7ポイント。一方、ランチタイムでは軽食の割合が最も高く、次いで食事系となり、その差は1.8ポイントだった。キャッシュレス決済比率は57.0%全国のキャッシュレス決済比率は57.0%となり、前月から0.3ポイント減少した。地域別では、関東地方のキャッシュレス決済比率が65.0%で最も高かったものの、前月から0.6ポイント減少した。業態別では、食事系、軽食、専門料理、居酒屋など、すべての業態でキャッシュレス決済比率が40%を超えた。また、食事系や軽食、持ち帰り販売では、コード決済の比率が10%を超えている。6月と7月を比較すると、専門料理と居酒屋を除く業態ではキャッシュレス決済比率が上昇した。一方、決済手段別では、すべての業態でコード決済の比率が増加し、その他の決済手段はおおむね横ばいで推移した。クレジットカードと現金の差はわずか1.0ポイント全国の決済方法を見ると、クレジットカードが44.2%で1位となった。2位の現金は43.2%で、両者の差はわずか1.0ポイントとなっている。キャッシュレス決済の内訳では、クレジットカードが77.7%を占め、コード決済が16.2%で続いた。ジャンル別に見ると、全28ジャンルのうち23ジャンルでキャッシュレス決済比率が50%を超えた。一方で、ジャンルによる差も大きく、キャッシュレス決済比率が最も高かったのは鉄板料理で75.9%。これに対して最も低かったラーメンは35.7%となり、両者には40.2ポイントの差があった。決済手段の構成にもジャンルごとの特徴が表れている。寿司と鉄板料理では、キャッシュレス決済に占めるクレジットカードの比率が90%を超えた。一方、ラーメンや持ち帰り販売ではコード決済の比率が40%を超えている。専門料理は業態別で最もキャッシュレス決済比率が高く、63.3%となった。ただし、前月からは0.6ポイント減少している。POSデータから見る飲食店のデジタル化今回の調査は、「POS+」のPOSレジを導入している飲食店を対象に、2021年から2026年7月までのPOSデータを集計したもの。売上動向に加えて、地域や業態、ジャンル別の決済方法まで分析することで、飲食店におけるキャッシュレス決済の浸透状況を捉えている。キャッシュレス決済比率は全体で57.0%に達する一方、ラーメンでは35.7%、鉄板料理では75.9%と、業態・ジャンルによって大きな差がある。飲食店の決済環境が一律に変化しているのではなく、客層や利用シーン、業態特性などによってデジタル決済の定着度が異なることがうかがえる結果となった。ポスタスは今後も、POSデータを活用して飲食店を取り巻く環境や実態に関する情報を発信し、店舗運営の効率化や顧客体験の向上につながる支援策の検討・提案を進めていくとしている。