「ダイニーモバイルオーダー」「ダイニーPOSレジ」などを提供する株式会社ダイニーは、通常の飲食代とは別に、会計時にモバイルオーダー上で「サービスへの感謝の気持ち」や「お心づけ」として“チップ”を贈ることができる機能の提供を開始した。機能提供の背景深刻化する飲食業界の人手不足の要因のひとつに「低賃金」などの経済的な問題があり、その背景には飲食店の利益率が非常に低いという課題がある。ダイニーは、そんな課題を解決したいという思いから「チップ」という新たな収益獲得手段を提供し、利益率における課題解消の一手になることを目指す。ダイニーが提供する「チップ」機能は、モバイルオーダー上で顧客が感謝の気持ちを贈ることができる。日本国内において、飲食店に来店し、モバイルオーダー上から「チップ」を贈ることができるサービスは業界初となる。(※1)※1 2025年5月末時点のダイニー調べ「チップ」機能について<対象店舗>「ダイニーモバイルオーダー」を導入する全店舗(※2)<実現可能になること>通常の飲食代とは別の追加収益を得ることができる<還元率>会計画面から、「0%~25%」のチップ料率を顧客が自由に選択する(※3)※2 「チップ」利用の有無は各店舗が自由に選定できるもので、利用を強制するものではない※3 チップの支払いは顧客の気持ちに応じて自由に発生するもので、利用を強制するものではない「チップ」の可能性2025年5月12日から一部店舗での先行検証を開始し、チップ利用者の割合を国別に調査。(※4)「日本語」選択者が約56%、その他言語(英語・中国語・韓国語)の選択者が約43%という結果になり、チップに馴染みがあまりない日本人の利用割合が高いことがわかった。地域別に見ると、関東では「日本語」が約50%、「その他言語」は約51%とあまり差異がない結果となり、関西は「日本語」が約39%、「その他言語」は約61%となった。現在、大阪・関西万博が開催されていることから、関西のインバウンド需要が高まっていることが考えられる。その他、チップの利用開始から10日間で約1万円を得た店舗もある。※4 QR読み取り時の選択言語をもとにデータ算出