株式会社クロスビットは、「はなの舞」や「さかなや道場」などを主力業態とし全国約450店舗を展開するチムニー株式会社が、クラウドシフト管理「らくしふ」を導入したことを発表した。導入の背景チムニーでは、各店舗の店長が、シフト希望表の回収の呼びかけから回収、勤怠システムへの転記、確定シフト表の受け渡しまで、シフト作成の全工程を手作業で行っていた。そのため、店長はシフト作成に一定の時間と労力を費やさなければならず、本来注力すべき顧客対応や店舗運営に十分なリソースを割くことができない状態であった。また、手作業であるがゆえに人的ミスは避けられず、シフトの転記ミスによって「希望する勤務時間よりも短い時間のシフトを組んでしまう」といった事態もたびたび発生していた。アルバイト・パートとの信頼関係を構築する上でも、ミスが多くなりがちな手作業によるシフト作成業務の改善は必要不可欠であったことに加え、さまざまな領域でDX化を進めており、その一環として「らくしふ」の導入が検討された。導入後の変化・成果1回のシフト作成で約10時間を削減/コア業務にかけられる時間が増加し顧客対応の質が向上シフトの回収・作成・管理にかかる時間が大幅に短縮し、1回のシフト作成にかかる時間が約10時間短縮した。チムニーでは月に2回シフト作成を行うため、現在導入中の約200店舗の合計で、月間約4,000時間もの時間を創出できるようになった。これまでシフト作成に充てていた時間と労力を、店長が顧客対応や店舗運営などのコア業務に充てられるようになり、顧客対応の質の向上に貢献している。口頭で確認していたこともメモ機能を活用し、キャストとの関係性が向上シフト希望の提出や確定シフトの確認をスマートフォンで完結できるようになったことで、「楽になった」というアルバイト・パートの声も多く上がっている。以前は店長が一人ひとりに対し口頭で確認していたことを、メモ機能で代替し、アルバイト・パートがメモにメッセージを残し、店長はそのメモで返事を返すといったコミュニケーションで、良好な関係性を構築している。店舗間における応援要員の情報共有が簡単・調整が円滑に/効率的に人的リソースを活用チムニーでは複数の業態・店舗を運営しているため、それぞれの店舗においてメニューや接客マニュアルは異なる。そのため、他店舗から来る応援要員のスキルが分からなければ受け入れ先の店舗はどの仕事を応援要員に任せていいのか、事前に判断することができなかった。しかし「らくしふ」では、店舗間で応援要員を送り合う際に、アルバイト・パートの在籍店舗・名前を把握できるため、その人が持つスキルを判断することができる。「らくしふ」導入後は、受け入れ先の店舗が応援要員のスキルに応じて、事前にアルバイト・パートの配置を調整できるようになり、より効率的に社内の人的リソースを活用できるようになった。チムニー株式会社 担当者コメントチムニーでは、シフト作成・管理にとどまらず、経営的な視点から「らくしふ」を活用していきたいと考えております。最適化されたシフト管理によって、お客様との接点増加と満足度向上を目指しています。かつてのチムニーのように手作業でシフトを作成している企業ほど、「らくしふ」の良さを実感できると思います。また「らくしふ」は感覚的な操作が可能なため、スマートフォンを使える人であれば、ほぼ操作説明を受けずに使いこなせるのではないでしょうか。それくらい操作も簡単です。検討されている方には「使ってみたらその良さは必ず分かります」とお伝えしたいです。