株式会社ぐるなび(本社/東京都千代田区、代表取締役社長/杉原章郎)は、飲食店向けモバイルオーダーシステム「ぐるなびFineOrder」において、卓上タブレットから注文できる新サービス「FOタブレットオーダー」の提供を2026年5月11日より開始した。近年、飲食店におけるDX推進が進む中で、モバイルオーダーは注文スタイルの主流になりつつある。一方で、店舗の客層やブランド、メニュー構成によっては、スマートフォン注文とタブレット注文を使い分けたいというニーズも高まっていた。しかし、従来のテーブルトップオーダー導入では、モバイルオーダーとは別にメニューや商品情報を管理する必要があり、情報システム部門の運用負荷が課題となっていた。今回提供を開始した「FOタブレットオーダー」は、既存のモバイルオーダーと共通のマスタを利用できる点が特徴だ。新たなメニュー情報の作成が不要となり、スマートフォン注文とタブレット注文を1つの管理画面で運用できるため、店舗側の事務作業削減につながる。また、端末には8.7インチのコンパクトサイズを採用。小規模なテーブルでも圧迫感を抑えられるほか、縦型UIによってスマートフォンに近い操作感を実現した。既存の「番号入力注文機能」や「Premium UI/UX機能」と組み合わせた利用も可能としている。設置面では、マグネット吸着式の専用スタンドを採用し、USBケーブルの抜き差し不要で充電できる仕様とした。常時給電が可能な「ケーブル版」に加え、電源環境がない席にも対応できる「バッテリー版」も用意し、店舗レイアウト変更への柔軟性も高めている。すでにチムニー株式会社では、2026年4月より「さかな酒場 魚星 潮見駅前店」にて先行導入を開始している。チムニーでは従来から「ぐるなびFineOrder」を利用していたが、一部顧客からタブレット注文への要望があったという。他社サービスも検討したものの、メニュー管理の分散が課題だったとしており、既存のモバイルオーダーと情報を共通化できる点を評価し導入を決定した。ぐるなびは今後、「モバイルオーダー×タブレット」のハイブリッド型注文環境を外食企業へ広く展開し、持続可能な店舗運営を支えるインフラとして進化を目指すとしている。